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11日、網易体育は、10日に行われたサッカーの広州恒大対江蘇舜天の試合後に、広州恒大のサポーターが自主的にスタンドのごみを拾ったことについて「日本をまねた」と伝え、日本のごみ拾いについて分析した。写真は広州恒大サポーターのごみ拾い。
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2014年8月11日、網易体育は、10日に行われたサッカーの中国スーパーリーグの広州恒大対江蘇舜天の試合後に、広州恒大のサポーターが自主的にスタンドのごみを拾ったことについて「日本をまねた」と伝え、日本のごみ拾いについて分析した。
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6〜7月に開催されたブラジルW杯の日本対コートジボワール戦後、雨のなかスタンドに残されたごみを拾う日本サポーターの姿が世界中で注目された。しかし、日本のサポーターがごみを拾うのはこれが初めてではない。これまでにも、数々の代表戦やJリーグの試合で、同様の光景が見られている。
日本のごみ拾いの精神はスタジアムにとどまらない。日本は公共の場所でも、ごみを拾う習慣がある。また、日本社会のごみの分別は中国人には理解しがたいほど細かい。大きく分けると、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみがあり、これらはさらに細かく分類される。ごみを出す日も、曜日によって分けられている。
ごみの分別だけでなく、公共衛生に対する要求も高い。日本の街ではほとんどごみ箱を見かけない。銀座や新宿などの繁華街でも同様だ。日本人はごみ袋を持ち歩き、出たごみはそれに入れて持ち帰ってから捨てる。多くの中国人留学生が最も戸惑うのはこの習慣だが、時間とともに自分で出したごみは自分で始末することに慣れてくる。
日本人のごみ拾いの習慣は子どものころから育まれる。中国人にとってみれば、日本の教育は厳しいと感じるかもしれないが、日本では幼稚園のころからごみ拾いやごみの分別などを教え始める。このほか、日本では法律も整備されており、ごみを違法に投棄した場合は厳しく罰せられる。しかし、罰則があるからというよりも、ごみ拾いはすでにこの民族が代々受け継ぐ伝統になっていると言った方が良いのかもしれない。(翻訳・編集/北田)
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