2023年11月21日、台湾メディア・三立新聞網（SETN）は、2008年に写真スキャンダルで世間を騒がせた香港の俳優エディソン・チャン（陳冠希）が台湾を訪れ、当時のスキャンダルについて現在の心境を語ったと報じた。

記事は、かつて「アジアの潮流天王」と呼ばれていたエディソンがこのほど6年ぶりに妻と娘を伴って仕事と観光のために台湾を訪れ、21日にはブランドショップのイベントに娘を連れて登場したと伝えた。

そして、エディソンは08年に女優らとの性的な写真が流出するスキャンダルを起こしてトップスターの座を追われ、芸能界から姿を消して今年で15年がたったと紹介。17年に中国のモデルだった秦舒培（チン・シューペイ）と結婚し、その後長女が誕生するなどプライベートに大きな変化があったとし、21日のイベントでエディソンが「父親になって大きく変わった。ちょっとしたことで腹を立てなくなり、見える世界が広くなった。娘の教育のために自分がお手本にならなければいけないからね。街ではよく『昔より穏やかになったね』と言われるが、それは妻と娘がいるからだ」と語ったことを伝えた。

また、写真スキャンダルについても珍しく言及し、「08年当時、みんなエディソン・チャンは終わったと思っていた。でも自分は諦めなかったし迷わなかった。自分は頑張れると信じていた」と語り、今なお支えてくれるファンが存在することに対して「心から感謝している」と述べたことを紹介した。（翻訳・編集/川尻）