世界2位だった韓国の超高速インターネット速度、昨年は34位に転落=ネット「デジタル大国は昔話」

Record Korea    2023年11月22日(水) 9時0分

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20日、韓国・朝鮮ビズは「韓国の超高速インターネットの平均速度は2019年には世界2位だったが、22年には34位に転落した」と伝えた。

2023年11月20日、韓国・朝鮮ビズは「韓国の超高速インターネットの平均速度(ダウンロード基準)は2019年には世界2位だったが、22年には34位に転落した」と伝えた。20年は4位、21年は7位だったが、昨年急落した。通信障害も頻発しており、「これでIT大国と言えるのか」という声も上がっているという。

科学技術情報通信部の資料によると、今年9月現在、通信3社(KT、SKテレコム、LGU+)の超高速インターネット回線数は全体の90.9%を占めている。3社のシェアは18年には85.2%を記録しており、5年間にわたり独寡占状態にある。有線インターネットサービスは通信キャリアが携帯電話とのセット契約で販売するのが一般的で、業者間のシェア競争が移動通信市場に比べ相対的に厳しくない。記事は「消費者は特別な理由がなければ従来の会社を利用し続けるため、業者側がサービス品質改善に投資する要因が少ない」と説明。「競争が発生しない有線インターネット市場では、サービス品質が低下し、そのしわ寄せは消費者に行くことになる」と指摘している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「数年前、使ってたプロバイダが遅くて乗り換えたけどやっぱり遅かった。3社とも遅いのか。ひどい話だ」「サービスを改善せず腐った肉の奪い合いをしているわけか」「発展がなく品質は衰退していくばかりなのに料金は上がる」「何もしなくても毎月、使用料が入ってくるんだから、競争なんてしなくなるよな」「通信市場を開放すべきだ」「『デジタル大国』なんて昔の話になって久しいよ。5Gだってひどいもんだし」「タイ、フィリピン、ベトナムよりもネットの速度が遅い。こんなの詐欺だ」など、怒りの声が多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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