習近平国家主席「サッカー中国代表のレベルは肯定できない」―独メディア

Record China    2023年11月20日(月) 13時0分

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19日、独ドイチェ・ヴェレは、米サンフランシスコでのアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に参加した中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席がタイのセター首相とサッカー談義をしたことを報じた。

2023年11月19日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、米サンフランシスコでのアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に参加した中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席がタイのセター首相とサッカー談義をしたことを報じた。

記事は「サッカー好きを自称し、サッカー強国となることを望む習氏だが、中国代表に対する自信を失っているようだ」とした上で、タイメディアのネーション・タイランドのX(旧ツイッター)アカウントが先日、APEC首脳会議期間中にセター首相が習主席と立ち話をする中でサッカー談義に花を咲かせる様子を撮影した動画を公開したと伝えた。

そして、「手が小さくてバスケットボールがつかめなかったが、サッカーはそこそこできた」と語る習主席に対し、セター首相が16日のワールドカップアジア2次予選で中国が2−1でタイに勝利した話を振ると、その結果を知らなかった様子を見せた習主席は通訳の説明を聞いた後で「ラッキーな部分が大きかったのではないか。今の中国代表のレベルを肯定する勇気はない」と感想を口にしたことを紹介している。

記事は、習主席がこれまで再三にわたってサッカー好きを公言するともに、スポーツ強国づくり、特に「ワールドカップへの出場、ワールドカップ開催、そしてワールドカップ優勝」という「足球夢」(サッカードリーム)の希望を示してきたと紹介する一方「ここ数年の中国代表のパフォーマンスを見ると、その願望はますます遠のいているようだ」と指摘。国内プロリーグで八百長や汚職のスキャンダルが頻発している上、中国代表も9月の親善試合でシリアに0−1で敗れるなどふがいない戦いぶりを見せ、サポーターを大いに失望させていると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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