四川料理が全国第一の菜系に、店舗数32万軒超―中国メディア

Record China    2023年11月21日(火) 8時0分

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中国メディアの観察者網に18日、中国八大菜系(菜系とは料理の種類のこと)の一つである川菜(四川料理)が全国第一の菜系になったとする記事が掲載された。

中国メディアの観察者網に18日、中国八大菜系(菜系とは料理の種類のこと)の一つである川菜(四川料理)が全国第一の菜系になったとする記事が掲載された。

記事によると、「2023全世界川菜産業発展会議」が16日、四川省東部の広安市で開かれた。国内外の重点企業の責任者、食品分野の研究者、業界の専門家・企業代表者らが対話や交流を通じて、川菜産業の動向や川菜産業の質の高い発展の共同促進について議論した。

今年上半期の川菜の店舗数は32万軒を超え、粤菜(広東料理)、江浙菜(江蘇・浙江料理)の店舗数を大きく上回り、名実相伴う全国第一の菜系になったことが、川菜産業の質の高い発展に関する2023年版の報告書で明らかになった。

報告書は、「辣(辛味)」が1980年代生まれの消費者に最も好まれる味となり、川菜の辛味の中でも麻辣(舌がしびれる辛味)、香辣(香りが強い辛味)、一般的なスパイスの「花椒」よりもさらに刺激的で上品な香りとされる「青花椒」などが消費者に最も好まれる味になったと言及している。

川菜には現在、「店舗の同質化」という突出した問題があり、ミシュラン一つ星「許家菜」の創始者である許凡(シュー・ファン)氏は「大菜系である川菜の店舗を経営する上で、最初に習得しなければならないのが(20種類以上あるとされる)味の型だ。学んで手本にしても構わないが、盗用だけは絶対にしてはいけない。差別化を図ることにより自店舗の核心的競争力を保つようにしなければならない」と語った。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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