ジャイアントパンダ国家保護研究センターが設立―四川省成都市

CRI online    2023年11月20日(月) 5時0分

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国家林草局は、17日、四川省成都市にジャイアントパンダ国家保護研究センターが設立されたことを発表しました。

国家林草局は、17日、四川省成都市にジャイアントパンダ国家保護研究センターが設立されたことを発表しました。同センターの設立は、より高いレベルのジャイアントパンダ保護の推進を目的としています。

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地動物保護研究部の劉玉良研究員は、「ジャイアントパンダ国家保護研究センターの設立は、すなわち世界クラスの科学研究プラットフォームを構築し、国内外のすべての科学研究力を結集させ、飼育されているパンダおよび野生のパンダが直面する科学技術の重要な問題の解決に向けて共同研究を行うためのものだ」と紹介しました。

ジャイアントパンダ国家保護研究センターはまた、中国科学院の魏輔文院士が率いるジャイアントパンダ保護研究学術委員会とジャイアントパンダ保護国家革新連盟の創設と、国家林草局ジャイアントパンダ重点実験室の建設も行い、ジャイアントパンダなどの絶滅危惧動物保護全国重点実験室の創設を力強く推進するということです。

国家林草局、四川省林草局、成都市政府は共同で1億1千万元を出資し、ジャイアントパンダ国家保護研究センターを媒体とするジャイアントパンダ保護研究基金を設立し、国家公園の野生のジャイアントパンダの個体群と生息地保護のための重要技術に関する研究と、飼育されているジャイアントパンダ個体群の遺伝的多様性保護のための重要技術に関する研究という2つの重大な難題に対する共同研究をスタートさせています。(提供/CRI

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