習近平国家主席は、現地時間16日に米安フランシスコで開かれたアジア太平洋経済協力会議（APEC）CEOサミットで「心を一つに協力し、共に課題に取り組み、アジア太平洋協力の新たな一章を書き綴る」と題する書面演説を行い、国際社会の強い共感を呼びました。

シンガポール国立大学東アジア研究所の康端巌研究員は、「習主席は書面演説で、アジア太平洋地域における今後の協力について非常に実務的かつ前向きな指針を示した。協力してこそ発展することができると述べ、各国が手を携えて科学技術のグローバルガバナンスを改善し、グリーンとデジタルのモデル転換を支持し、開放的で、公平で、公正で、無差別的な科学技術の発展環境の構築する必要性を強調した。これらはすべて、特に開発途上国にとって、より協力的で包摂的な未来を指し示している」と述べました。

ペルーのロベルト・サンチェス前通商観光相は、「習主席の書面演説は、集団対抗という古い考え方を超えてゼロサムゲームから脱却する必要があるというメッセージを間違いなく伝えている。その演説は、超越的で意義深いもので、地域経済協力と統合へのコミットメントを意味していることから、非常に重要なビジョンであり、明確なメッセージであると思う」との見方を示しました。（提供/CRI）