中国外交部の毛寧報道官は17日に北京で開かれた定例記者会見で、中国の日本からの食品輸入に対する措置について、「習近平国家主席は日本の岸田文雄首相との会談で、福島核汚染水の海への放出は全人類の健康、世界の海洋環境、国際的な公共利益にかかわるものであり、日本側は自国内外の合理的な関心を重く受け止め、責任と建設的な態度で適切に処理すべきだと指摘した」と強調した上で、「中国を含む各国が相応の防止と対応措置を講じ、食品の安全と国民の健康を守ることは完全に正当かつ合理的で必要なことだ」と説明しました。

さらに、毛報道官は日本に対して、中国側と歩み寄って建設的な態度で、協議と交渉を通じて、福島の核汚染水の海への放出問題解決の適切な道筋を見出すことを希望する」と述べました。（提供/CRI）