バイデン大統領、習近平主席の愛車「紅旗」を「私の『ビースト』のように美しい」と絶賛―香港メディア

Record China    2023年11月17日(金) 16時0分

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16日、香港メディア・香港01は、米サンフランシスコで開かれた米中首脳会談で、バイデン米大統領が中国の習近平国家主席の専用車「紅旗号」を称賛する一幕があったと報じた。

2023年11月16日、香港メディア・香港01は、米サンフランシスコで開かれた米中首脳会談で、バイデン米大統領が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の専用車「紅旗号」を称賛する一幕があったと報じた。

記事は、現地時間15日に開かれた米中首脳会談終了後、バイデン大統領が自ら習主席を「紅旗号」にエスコートする際、「美しい車だ」と称賛したと紹介。中国中央テレビ(CCTV)が公開した映像ではバイデン大統領の称賛に対し、習主席がほほ笑みながら「これは国産の紅旗車だ」と答えるとともに、バイデン大統領に車内を見せると、バイデン大統領が「私のキャデラックのようだ。みんなは『ビースト』と呼んでいる」と語る様子が収められていたと伝えた。

そして、「ビースト」が米大統領専用車のニックネームであると紹介するとともに、やり取りを終えた二人が再び握手を交わし、習主席を乗せて会場を離れる「紅旗号」をバイデン大統領が見送ったとしている。

記事はその上で、習主席の「紅旗号」について、中国第一汽車が製造した「紅旗N701」と呼ばれる特別車で、全長5.4メートル、重量3.1トン、6リッターV12エンジンにより時速218.8キロ以上のスピードを出すことができると紹介。専門の工場の専門生産ラインで、専門の作業員によって10年間で50台のみが生産されているとした。また、「紅星」ブランド車は1960年代後半に防弾セダンを開発して以降、中国自動車界の最高級品として常に国家指導者や外国の賓客に使用されてきたとも説明。N701に関する情報はあまり公開されていないが、そのおおらかさと堅実さ、高貴さと神秘性により、ファンからは世界最高峰のロールス・ロイスよりも強いオーラを放つと評されることもあると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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