期限切れ肉、不衛生な油、虫がわいた米…ウォルマートの不正を従業員が内部告発―中国

Record China    2014年8月9日(土) 17時2分

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9日、広東省深セン市にある米スーパー・ウォルマートの従業員がこのほど、食品不正を内部告発した。

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2014年8月9日、中国紙・晶報によると、広東省深セン市にある米スーパー・ウォルマートの男性従業員が食品不正を内部告発した。

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ウォルマート洪湖店の従業員・胡さんはこのほど、「半月以上連続使用して黒くなった油で揚げた総菜」や「期限切れの肉を調理した総菜」、「虫がわいた米で作ったファストフード」などを映したビデオを証拠に、同店で行われている不正を告発した。

胡さんは同店の食品加工部で8年間以上働いている。問題のビデオを撮影した場所は同店内にある加工食品部の厨房。フライドチキン用の食用油はすでに真っ黒に変化していたが、「毎日フライヤーに新しい油を半量足すことで検査をパスしてきた」とビデオのなかで語っている。

「油は半月から1カ月以上は連続使用している。まったく交換しないこともあった。しかし、従業員は『油の交換済み』と業務日誌に記入するのが日課になっていた」と胡さん。「ウォルマートは私を解雇しようとしている」と訴えるが、内部告発した理由については「良心に背くことはできないからだ」と話した。(翻訳・編集/本郷)

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