海南省三亜市で14日に開かれた「第2回中国・アフリカ農業協力フォーラム」において、中国農業農村部の唐仁健（タン・レンジエン）部長は、「中国とアフリカの農産物貿易額が今年、10年前と比べると2倍の規模に当たる100億ドルを突破する見込みだ」と明らかにしたほか、「今後10年のうちに200億ドル超えを目指す」とした。

唐部長は、「アフリカの高品質で特色ある農産物の対中国輸出の規模は近年、急速に拡大している。新型コロナウイルス感染症期間中においてさえ、平均年間10％以上のペースで拡大した。2021年末の時点で、中国企業のアフリカにおける農業関連の投資規模は128億元（約2560億円）で、年間平均11．4％のペースで増加しており、3万人以上の雇用を創出した。中国は今後も、中国とアフリカの農業貿易・投資促進活動を企画するほか、アフリカ諸国が中国国際輸入博覧会や中国国際農産物交易会などに参加するよう便宜を図ったり、共同建設した農業協力パークをサポートするなどして、今後10年の間に、中国とアフリカの農産物貿易額が200億ドルを超えるよう取り組む方針だ。中国はより多くの経営主体がアフリカに進出し、共同出資の形で提携するなどして、アフリカの農業に対する投資を強化するよう働きかける計画だ」とした。（提供/人民網日本語版・編集/KN）