世界の流れに逆行?韓国ヒョンデが2兆ウォンを投じEV専用工場建設=韓国ネットには厳しい声

Record Korea    2023年11月15日(水) 11時0分

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13日、韓国・SBSは「EV購入者が大幅に減り、海外メーカーがEV投資を停止または縮小している中、現代自動車は蔚山にEV専用工場を建設する」と伝えた。写真は現代自動車のエンブレム。

2023年11月13日、韓国・SBSは「電気自動車(EV)購入者が大幅に減り、海外メーカーがEV投資を停止または縮小している中、現代自動車(ヒョンデ)は蔚山(ウルサン)にEV専用工場を建設する」と伝えた。

現代自は13日、蔚山市北区の先端投資地区でEV専用工場の起工式を大々的に行った。同工場は敷地は54万8000平方メートル、サッカー競技場76個分の広さで、2兆ウォン(約2304億円)を投じる。26年1~3月期から年間20万台の超大型SUVEVの生産を行う計画だ。現代自としては、牙山(アサン)工場以来、29年ぶりの国内工場となる。

ただ、記事は「最近EV販売は鈍化しており、海外の完成車メーカーは投資に慎重になっている」と指摘している。フォードはLGエネルギーソリューションと合弁でトルコに電池工場を建設する計画を撤回した。ゼネラルモーターズ(GM)、フォルクスワーゲンなどもEV関連投資を延期または縮小している。日本のメーカーのEVシフトが進んでいないことについて「賢明だ」と評価する声も上がっているという。

しかし、現代自はEV販売戦略を修正する計画はないと表明している。年産30万台規模で米ジョージア州に建設中のEV工場も予定どおり来年上半期に完工させる。現代自グループは今年、米国市場でのEV販売がテスラに次ぐ2位になると予想されており、投資を通じた市場先占効果を維持したい考えだと分析される。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「現代自が世界のトップ自動車メーカーになりますように」など肯定的な声も寄せられているが、多くのコメントは「EVを作るのはいいけど急発進の原因を突き止めるほうが先じゃないか?」「急発進車を大量生産するのか」「それよりまずアイオニック5炎上問題を何とかして」「労組のいないロボット工場にしたらどう?」「100%自動化して生産単価を下げるべき。貴族労組の人件費を何とかして」「低品質、価格ばかり高くなっていく現代自。このままじゃやばいことになるよ」「現代自だけが時代の流れを読めていない」など厳しい内容となっている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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