2014年8月8日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「日中関係改善のために日中首脳は会うことができるのか？」を掲載した。

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安倍晋三首相は11月のアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議での日中首脳会談実現に意欲を示した。しかし本当に実現可能なのか、専門家は疑問を投げかけている。

米シンクタンク、ウィルソン・センターの呉君華（ウー・ジュンホア）氏は「安倍政権、習近平（シー・ジンピン）体制が誕生してから1年半、首脳会談はいまだに実現していない。11月に本当に実現できるかは極めて疑問だ。日中関係は極めて異常な状態にあり、現時点では正常化に向かう兆しは見えない」と指摘した。

一方、オリエンタル・エコノミスト・アラート誌のリチャード・カッツ代表は日中は共に戦争を望んでいないと指摘。偶発的な衝突を避け緊張を緩和するための両国の合意が必要だと提言した。（翻訳・編集/KT）