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今年も8月15日の終戦記念日がやってきます。終戦から既に69年です。日本人が終戦を忘れることができて、新しい時代に積極的に対処出来る日がいつになったら来るでしょうか。写真は広島・原爆ドーム。
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1、「忘れることも大切」
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出所は忘れましたが、確か作家の曽野綾子の言葉ではなかったか。今年も8月15日の終戦記念日がやってきます。終戦から既に69年です。我々の次の世代、その次の世代になっても終戦記念日の行事を続けるのでしょうか。「第200回終戦記念日」などと考えると眠るに眠れません。
近隣の国には「忘れたか、忘れたか」と迫り続ける国が二つもあります。外交テクニックとしては有効な手段でしょうが、真の友好を願うとすれば、一般論として、被害者が先に許さないと前には進めないと言われます。
日本人が終戦を忘れることができて、新しい時代に積極的に対処出来る日がいつになったら来るでしょうか。
2、拝啓 NHK様
朝からNHKのニュースは冒頭に東京の風景を出してから始まります。全国の天気予報も同じです。どうしてでしょうか。昔に、私はNHKのニュース報道担当の方に紹介されたことがあり、「東京一極集中が問題になっている時に東京だけ映すのはいかがか」と申し上げたことがありました。その方は「そうですね」と地方を映すことを実行されましたが、直ぐ元に戻りました。内部の抵抗が強かったのでしょう。
外国のニュース番組が時々紹介されますが、冒頭にワシントンとか、ロンドン、パリ、北京などの景色が出ることはないでしょう。
どうでしょうか。NHKさんの独自のやりかたをどう評価するか考えると、また眠れなくなります。
3、セックスレス?
某民間局の日曜番組の「新婚さん、いらっしゃい」を、時々楽しんで見ます。最近の若者風俗(?)を知ることができます。その中で司会の文枝さんが「奥さん、最後に旦那さんへの注文は」と聞くと、時々「夜の営みが無いこと」と平気で答えます。新婚でそんなことがと、我々昔人間には理解不能です。草食系男子とよく言われますが、日本の人口減少の一つの原因か? 日本男子に動物性が少なくなってきているとすれば、アベノミックスがどうのこうのと言っている以前の重大問題です。
若者、特に男子の実態をよく調査、研究して、若者男子を元気付け、動物的バイタリティを復活させることを、重要な政策課題にして取り組まないと、「成長戦略」なんて砂上の楼閣ではないかと考えだすと、やっぱり眠れなくなりました。
吉田忠明(よしだ・ただあき)
鳥取県生まれ、昭和32年一橋大学経済学部卒、同年大蔵省(現財務省)入省、在香港総領事館領事、横浜税関長、東京国税局長などを歴任。その後トマト銀行社長、会長などを務めた。
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