炎上騒動の口紅王子、「今年のダブルイレブン総収入5000億円超」報道を否定―中国

Record China    2023年11月13日(月) 19時0分

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中国の人気インフルエンサー、李佳キ氏のチームは13日、同氏のダブルイレブン期間中のライブ配信による総収入が「250億元を超える」との一部報道について、「全くの捏造だ」とコメントした。

中国で年間最大級のインターネット通販セール「独身の日(ダブルイレブン)」が12日午前0時に終了した。中国の人気インフルエンサー、李佳キ(リー・ジアチー)氏のチームは13日、同氏のダブルイレブン期間中のライブ配信による総収入が「控えめに見積もっても250億元(約5000億円)を超える」との一部報道について、「全くの捏造(ねつぞう)だ」とコメントした。

中国SNSの微博(ウェイボー)では、この話題がトレンド入りした。ウェイボー利用者からは「そんなに少ないはずはない」「納税しなければならないからね。当局の標的になるのを恐れているのかな」「いくら稼いでも、それは多くの人が彼を選び、彼自身にも他人より優れている点があるのだから、法律違反や脱税をしない限り、周りがとやかく言うことじゃない」などのコメントが寄せられた。

李氏は1回のライブ配信で3億円相当の化粧品を売り上げ「口紅王子」とも称されるほど絶大な人気を誇る。だが、2021年に学歴詐称疑惑が持ち上がり、今年9月にはコスメブランド「花西子フローラシス)」のアイブローを宣伝した際、79元(約1580円)という価格に視聴者から「高すぎる」とのコメントが寄せられると、何年も給料が上がっていないのなら、「十分に仕事を頑張ってきたかどうか」を反省すべきだなどと発言し炎上。謝罪に追い込まれた。

中国で11月11日は、独身を意味する数字の「1」が並ぶことから、独身の日またはダブルイレブンと呼ばれる。2009年に始まったショッピングイベントは、中国ネット通販大手の阿里巴巴(アリババ)が主導し、競合他社も加わり、ほぼ3週間にわたって行われる。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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