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北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は9日、NATOの第1回年次サイバー防衛会議で、同盟国に対し、重要なデジタルインフラを開発する際に中国の技術を信用しないよう警告した。
仏RFIの中国語版サイトによると、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は9日、独ベルリンで行われたNATOの第1回年次サイバー防衛会議で、同盟国に対し、重要なデジタルインフラを開発する際に中国の技術を信用しないよう警告した。
NATO加盟国とパートナー国の国防トップと安全保障専門家が一堂に会する中、ストルテンベルグ氏は「私たちはエネルギー供給をロシアに依存した結果を目の当たりにした。私たちの重要なネットワーク技術の提供を中国に依存して、この過ちを繰り返してはならない」と述べた。
ストルテンベルグ氏は、ロシアや中国などがサイバー空間における西側の価値観、利益、安全保障に挑戦していると主張。「中国は私たちの敵ではないが、私たちの価値観を共有していない。そして、サイバースペースの未来を独自のイメージで形作ることを決意している。透明性がほとんどなく、人権も無視されている」とし、中国が国内での弾圧の手段として新技術を利用していると非難した。
ストルテンベルグ氏は「中国は顔認識を含む技術を国家管理の手段として世界中の国々に輸出している」「中国は自由で開放的なサイバースペースという概念そのものに挑戦するため、国連でも新しいインターネットプロトコルを提案している」などとし、加盟国は新技術やサイバーセキュリティーに関する協力を強化し、民間部門との共同プロジェクトを支援すべきで、「私たちはNATOを通じて、協力して自国のサイバーセキュリティーを強化し、すべての人にとって安全なサイバー空間を構築し、10億人の安全を守ることができる」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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