「ゼルダの伝説」の実写映画化、中国ネットから戸惑いの声

Record China    2023年11月11日(土) 23時0分

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8日、任天堂は「ゼルダの伝説」実写映画化のプロジェクト開始をアナウンスし、中国ネットをざわつかせた。資料写真。

2023年11月8日、任天堂は「ゼルダの伝説」実写映画化のプロジェクト開始をアナウンスし、中国ネットをざわつかせた。

任天堂は、「『ゼルダの伝説』を扱った実写(ライブアクション)映画の企画開発を開始したことをお知らせいたします。この映画のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂と、Arad Productions Inc.の代表であり数々の大ヒット映画をプロデュースしたAvi Aradが共同で担当します」と発表した。

Avi Arad(アヴィ・アラド)氏は「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」などの製作を務めた経歴を持つ。また、監督は「メイズ・ランナー」シリーズを手がけたウェス・ボール氏が務めることが明かされた。なお、同作の制作費は50%以上を任天堂が出資し、全世界配給と共同出資をソニー・ピクチャーズが行うという。

任天堂は、「任天堂IPの映像化を自ら手がけることで、ゲーム専用機とは異なる経路で、世界中の皆様に任天堂が培ったエンターテインメントの世界に触れていただく機会を創出しています」とし、「今回のプロジェクトにおいても、娯楽を通じてすべての方を笑顔にすることを目標に、任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、一人でも多くの方にお届けすることを目指して、努力を続けて参ります」とコメントした。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で586万超のフォロワーを持つアカウントは、この公式発表を紹介。中国のネットユーザーを驚かせるには十分で、「え?」「どういうこと?」などのコメントが多く書き込まれた。

また、「アニメの方が合っていると思うんだけど」「任天堂さん、アニメにしようよ」「実写版である必要性はどこに?」「欧米の実写映画のブームは観客からしたら嫌なもんだよ。アニメならまだいい」との声や、同作の主人公・リンクについて「リンクってしゃべらないよね?」「リンクの顔と声が想像つかないんだけど。声をあてないことをおすすめする」「リンクがしゃべらないとしたら再現度が高くていいと思う」などの声も見られた。

一方で、好意的に見るネットユーザーもおり、「遅かれ早かれこの時は来るものだったんだ。ちゃんと制作してね」「自分は映画化にふさわしいゲーム作品だと思っていたよ」「『ゼルダの伝説』おめでとう。ソニーの数々の映画作品と肩を並べることになった」などの声も寄せられた。(翻訳・編集/柳朱音

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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