「世界インターネット発展報告書2023」と「中国インターネット発展報告書2023」が8日、2023年世界インターネット大会烏鎮サミットで発表されました。両報告書によれば、2012年には11兆元（約228兆円）だった中国のデジタル経済の規模は、2022年には50兆2000億元（約1000兆円）に達しました。

報告書によれば、中国のネットワークインフラは過去10年間で飛躍的な発展を遂げ、ブロードバンドネットワークの平均ダウンロード速度は40倍近くに向上し、3Gによる移動通信ネットワークは5Gに進化し、しかも世界最大規模の5Gネットワークが構築されました。今年9月時点の5G基地局は累計318万9000カ所で、5G携帯電話ユーザーは7億3700万人でした。また、ギガビット光ネットワークは5億世帯以上をカバーする能力を有するに至りました。

また、2012年12月には5億6400万人だったネットユーザー数は2023年6月には10億7900万人に達し、過去10年で規模は2倍近くにまで拡大しました。今年6月時点の農村部でのインターネット普及率は60．5％で、農村のネットワークインフラは基本的に全域カバーを実現し、ライブコマースなどの新しいビジネスモデルが革新的な発展を遂げています。（提供/CRI）