中国のSNS・微博（ウェイボー）で8日、日本と中国の女子卓球選手、早田ひなと孫穎莎（スン・インシャー）のエピソードが話題になった。

エピソードは日本経済新聞電子版「スポーツ」カテゴリーのX（旧ツイッター）公式アカウント「日経電子版 スポーツ」が伝えたもので、中国のスポーツメディア・咪咕体育は8日、微博でその内容を紹介。それによると、早田が自身と同じサウスポーの選手との対戦を控えていた孫に「ダメもと」で自分との練習を打診したところ、孫は「OK！」と快諾したそうだ。同アカウントは「そこから結構仲良くなった」との早田の言葉も伝えている。

孫は7日発表の卓球世界ランキングで女子シングルス1位、早田は日本勢トップの5位となっており、中国・杭州市で開催された第19回アジア競技大会（杭州アジア大会、9月23日～10月8日）では優勝した孫が表彰式で2位の早田に取った「台の一番上に上がるよう促す」という対応が中国のネット上で称賛を浴びた。

中国のネットユーザーからは今回紹介されたエピソードにも、「孫穎莎は本当にすごいしかわいい」「プレーに加えて人柄も素晴らしいからね」「孫穎莎と友達になりたくない人っている？！」「私も友達になりたい」「さすが孫穎莎。世界中に友達がいるね」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）