中国の野菜が日本の食卓を占拠、日本人が徐々に「中国の胃」に―華字メディア

Record China    2023年11月12日(日) 12時0分

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8日、日本華僑報網は「中国の野菜が日本の食卓を占領している」とする記事を掲載した。

2023年11月8日、日本華僑報網は「中国の野菜が日本の食卓を占領している」とする記事を掲載した。

記事は、中国国営中央テレビ(CCTV)が先日、日本では高温と少雨の影響で野菜が不作となり、スーパーで中国産の輸入野菜を多く見かけるようになったと報じ、9月に東京卸売市場で前年同期比43%増となる280トンの輸入ニンジンが入荷したほか、同月のネギ輸入量も前年同時期の2倍余りの164トンに達し、その9割以上が中国産だと伝えたことを紹介した。

そして、日本ではネギは食卓の必需品であり、牛丼、焼き鳥、みそ汁など多くの日本料理に輪切りやみじん切りのネギが使用されているとしたほか、風邪、頭痛、下痢、不眠、美容、老化防止、抗血栓などの効果があるとされ、健康的な食材としても重宝されていると説明。それゆえ日本国内のネギ消費量は膨大であり、自然と中国からの輸入量も増えたとしている。

また、中国産の野菜は品質が良く、価格も安いことから日本人に好まれており、日本市場で中国産野菜の輸入が急増していると伝え、ネギのほかにもやはり高温の影響を受けて日本国内で不作となっている秋の味覚マツタケについても、日本の一部の高級レストランがすでに中国産に切り替えており、その味が日本の消費者から好評を博していると伝えた。

記事は、日本の野菜の国内自給率は約80%で不足分を海外から輸入しており、昨年は生鮮と冷凍を合わせて271万トンの野菜を輸入したと紹介。そのうち半数以上の140万トンが中国からの輸入だとし、「近い将来、日本人の食卓にはより多くの高品質な中国野菜が並ぶだろう。中国の野菜を食べ慣れた日本人は『中国の胃』を持つようになるかもしれない」と結んだ。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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