レノボのゼロ炭素スマート製造工場が天津で完成―中国

人民網日本語版    2023年11月8日(水) 17時30分

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天津港保税区空港経済区に位置するレノボグループイノベーション産業パークが6日、全面的に完成した。

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天津港保税区空港経済区に位置するレノボグループ(聯想)イノベーション産業パーク(天津)が6日、全面的に完成した。同パークは「グリーンでゼロ炭素、スマート製造」を中核的な位置づけとし、生産・製造、研究開発・実験、デジタル化展示を一体化させるもので、敷地面積は11万2000平方メートルで、投資総額は18億元(約360億円)を超えた。新華網が伝えた。

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レノボグループの「ゼロ炭素スマート製造」工場の3軒の製造建築物の屋根には、3万平方メートルの分散型ソーラーパネルが敷設されており、年間の発電量は500万kWh以上に達し、パークの炭素排出量を3000トン削減できる。パークは太陽光発電座席やスマートセンシングごみ箱、風力を利用し同時に電力供給できる風力・太陽光相互補完街灯などのオフグリッド太陽光発電製品が広く採用されている。

レノボグループ上級副総裁で、グローバルサプライチェーン責任者の関偉氏は、「天津イノベーション産業パークはIoT(モノのインターネット)、5G、エッジコンピューティング、デジタルツイン、AI(人工知能)など複数のスマートでグリーンな技術を利用し、当社の1000件近くの特許を融合し、当社のゼロ炭素スマート製造水準を示した。天津イノベーション産業パークは高度に自動化されており、全面的にスマート化されている。9秒ごとに1台のノートPCがラインオフし、年間生産量は300万台を超える。スマートノートPC生産ラインの自動化率は60%に達する」と述べた。

関係責任者によると、産業パークはスマート工場の他にも「ゼロ炭素ダークスマート化立体倉庫」を完成させた。同倉庫には2万8000カ所の荷物置き場があり、高さは24メートルあり、その外観は「鉄の森林」に酷似している。倉庫は複数のスマート技術を応用し、倉庫保管の敷地面積を70%以上節約し、コストを47%カットし、ピッキング効率を10倍高めた。スマート倉庫は全自動で資材を生産ラインに送り、完成品を回収できる上、明かりがない状況でも正常に運営できる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)





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