台湾メディアの三立新聞網は7日、両親と共に日本旅行に行く際のホテルの選択に関する投稿が話題を呼んでいると報じた。

記事は、「年長者を連れて海外旅行に出かける際は、日程や飛行機の調整、ホテルの選択が重要なポイントになる」とした上で、このほど台湾のネット掲示板PTTに書き込まれた投稿を紹介した。

それによると、投稿者の会社の同僚が来年、両親を連れて2週間日本を旅行する計画を立てており、そのうちの数日間をやや設備の整った「豪華版カプセルホテル」に宿泊しようと考えているという。

しかし、この同僚の計画に別の同僚から「超絶に親不孝だ。まだあの世に旅立っていないのに冷凍庫（霊安室）のような場所に寝かせるなんて」との異議が出たとのことで、投稿者は「これ（カプセルホテルに泊まること）は本当にひどい親不孝になるのだろうか」と問い掛けた。

この投稿に他のユーザーからは「年長者をこういうホテルに泊まらせるのは、ちょっと笑っちゃうな」「若者ならまだいいけど高齢者はやめておいた方がいい」「両親をカプセルホテルに泊まらせるとか、勇気があるな」「こういうホテルは貧乏旅行をする若者のためのものだ」「防音もしっかりしていない。基本、一人で泊まる場所だよ」「高齢者は足を動かすのも大変だし、眠りも浅い。不適切だと思う」「豪華版とはいえ、カプセルホテルは所詮カプセルホテル」「せめてチェーンのビジネスホテルだな」といった声が多く上がった。

一方で、少数ながら「両親が良いならそれで良いんじゃないか」「2週間のうちの1～2日ならまあ良いと思う」といった意見も出ていたという。（翻訳・編集/北田）