中国の歴史を網羅する「磁器の家」、天津港の物語がひとつの形に

Record China    2014年8月11日(月) 0時10分

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独特な雰囲気を醸し出す「磁器の家」。磁器のかけらだけでなく、壺や猫の形をした枕、大理石の像なども使用して手の込んだ装飾が施されている。

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天津は古くから港町として有名である。近年、天津の新たな観光スポットとして「ある家」がひそかな人気を呼んでいると聞いた。一体その家とはどんな家なのか?興味津々で訪れてみた。

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その家とは、天津出身の陶器収集家である張連志(ジャン・リエンジー)氏が2007年に個人で設計し、長年かけて収集した古い磁器などを飾りつけて作った「磁器の家」だ。この磁器、実は天津の港の歴史と大きく関係している。かつて外国製品が北京に入る唯一の港が天津港だった。磁器の貢物も天津の港で水揚げされ、ここで最終的な選別がされた。要求にかなうものだけが北京に運搬され、要求にかなわなかった貢物は、民間に流出させることができないため、すべて壊して天津の海に沈められたという。

2002年に一度、海中に沖積した土砂を整理した際、これらの磁器の破片が引き揚げられた。その一部を張氏が購入し、家に飾り付け、現在の「磁器の家」ができたというわけだ。

この家には、4000件以上の古い磁器の他、400件以上の白大理石の彫刻、20トン以上の水晶石や瑪瑙が装飾として使用されており、その中には晋の青磁、唐三彩、宋の鈞窯や龍泉窯の磁器、元や明の青花、清の粉彩など中国各時代の磁器の逸品が含まれている。張氏によると、中国のほとんどすべての時代の磁器の破片がこの「磁器の家」で見られるという。

一般公開されて以来、国内外から2万人近くの参観者が訪れているという「磁器の家」。機会があったら、是非足を運んでみてほしい。

※本記事は中国・日本のリサーチ、コーディネーション〜(株)ナンバーワンズの特別提供。ナンバーワンズは様々な番組に対応した中国に関するリサーチやロケコーディネーションを行っている。

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