第36回電影金鶏奨で最優秀主演男優賞を受賞した香港の俳優トニー・レオン（梁朝偉）だが、ステージ上などでのややぎこちない動きも「かわいい」と注目を浴びた。

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4日夜に福建省アモイ市で授賞式が行われた金鶏奨では、映画「無名」の演技によってトニー・レオンが最優秀主演男優賞を受賞。金鶏奨は、台湾の金馬奨、香港の金像奨と並ぶ中華圏の3大映画賞と呼ばれるが、この受賞によりトニー・レオンは3大映画賞の最優秀主演男優賞を制覇したことになる。なお、今年はベネチア国際映画祭で生涯功労賞も授与されている。

受賞式には妻で女優のカリーナ・ラウ（劉嘉玲）と共に出席したが、夫婦で手を取り合い、レッドカーペットやステージに登場する姿がまるでカリーナ・ラウに手を引かれる子どものように見えることが注目の的に。右手と右足を同時に出して歩くようなぎこちない動き、緊張した様子に注目したネットユーザーから、「ママと子どものお出かけのよう」「俳優の顔とのギャップがすごくてかわいすぎる」「まさに社交不安のコミュ障」「カリーナがいないとどうするの？」といったコメントが集まっている。

以前からコミュ障と指摘されているトニー・レオンだが、過去のインタビューでは映画館では最後列に座り、人が来ないよう周囲の席も買い占めると語っていた。ただし、カリーナ・ラウはトニー・レオンについて、社交不安ではなく内向的なのだと話している。

なお、トニー・レオンは3日に解禁された香港の男性歌手イーソン・チャン（陳奕迅）の新曲「社交恐懼癌」のMVに出演。このMVでは社交不安症で引きこもり男性を演じるイーソン・チャンを相手に、鍵を開ける人として登場している。（Mathilda）