ますます白熱化する中国ドラマの「アフターサービス」競争―中国メディア

Record China    2023年11月4日(土) 9時0分

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2日、中国のSNSで中国のドラマ・映画界において作品関連のコンサートやSNSアカウント開設など「アフターサービス」競争が激しくなっていることが紹介され、注目を集めた。

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2023年11月2日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、中国のドラマ・映画界において作品関連のコンサートやSNSアカウント開設など、放送・配信・上映終了後もファンが楽しめる「アフターサービス」競争が激しくなっていることが紹介され、注目を集めた。

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エンタメ系情報を配信する微博アカウント「娯理」は2日、国産ドラマの「アフターサービス」が初めの頃の対面コンサート、クラウドコンサートといったイベントから、登場人物のSNSアカウント設置、バラエティーショー、スピンオフ作品公開などへと進化、エスカレートを続けていると紹介。「いわゆる『アフターサービス』とは、放送や公開終了後の一連のPRにとどまらず、作品と視聴者が出会った瞬間から始まるものだ」と解説した。

その上で、今年の夏はヤン・ズー(楊紫)主演のファンタジー時代劇ドラマ「長相思」、チョン・イー成毅)が主演した武侠ドラマ「蓮花楼」、古典小説「封神演義」を題材とし、クリス・フィリップス(費翔)が主演し興行収入が20億元(約400億円)を突破した「封神~嵐のキングダム~」など複数の国産ドラマ、映画が大ヒットとなり、いずれの作品も「アフターサービス」に力を入れていることを紹介。「長相思」は「リアルな人物よりも営業上手な登場人物SNSアカウント」を作り、「蓮花楼」は誠意満点のコンサートを開催、「封神演義」もドキュメンタリーやキャストによるバラエティーショーの映像を配信したことを伝え、「どの国産ドラマがアフターサービスの勝者だろうか」とネットユーザーに問いかけた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「そりゃあもちろん誠意満々の『蓮花楼』だよ」「『蓮花楼』のおかげでこの夏は忘れられないものになった」「『蓮花楼』はドラマのストーリーもそうだけど、コンサートも素晴らしかった」「『長相思』は全員演技が素晴らしく、ストーリーも緩急があった。フィナーレイベントがあったのもとても良かった」「『長相思』は第2シーズンがあるから楽しみ」「『リアルな人物よりも営業上手な登場人物SNSアカウント』。確かにその通りだわ」といった感想を残している。全体的に「蓮花楼」を押す声が多く見られるようだ。(翻訳・編集/川尻




※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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