日本の高齢者が悪くなったのか、それとも日本の悪者が高齢化したのか―華字メディア

Record China    2023年11月3日(金) 7時0分

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華字メディア・日本華僑報は2日、「日本で連日、86歳の高齢者による悪質な傷害事件が発生した」と伝えた。

華字メディア・日本華僑報は2日、「日本で連日、86歳の高齢者による悪質な傷害事件が発生した」と伝えた。

記事は、10月31日に埼玉県蕨市で起きた発砲・立てこもり事件で逮捕された鈴木常雄容疑者と、11月1日に茨城県水戸市で医師に殺虫剤をかけて目にけがを負わせて逮捕された松山繁昭容疑者について、「事件は異なる時間、異なる場所で起きたが、共通するのは容疑者がいずれも86歳だということだ」と指摘。「これには、日本の高齢者が悪くなったのか、それとも日本の悪者が高齢化したのか、と問い掛けずにはいられない」とした。

その上で、これらの事件については詳しい動機の解明が待たれるとする一方、「日本の高齢者の犯罪率は上昇傾向を示しており、1989年には2.1%だったが2019年には22%と10倍に増えた」と説明。日本の高齢者の犯罪が増加している原因について、専門家からは「高齢者たちは刑務所に入りたいがために犯罪に走る。背景には年金の不足、生活の困窮、孤立、尊厳の喪失などがある」との見方が出ているとした。

また、「日本の高齢者犯罪問題は、経済、文化、福祉などに関わる多面的な社会問題であり、解決には各界の協力が必要不可欠だ」との指摘も出ていると伝えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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