CRI online 2023年10月31日(火) 19時50分
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国連安全保障理事会は現地時間30日、シリア情勢の政治プロセスなどの展開について公開会合を開きました。
国連安全保障理事会は現地時間30日、シリア情勢の政治プロセスなどの展開について公開会合を開きました。中国側の代表は「緊張の波及を避ける必要がある」とし、関係各方面に最大限の自制を保ち、衝突の拡大を避けるよう呼び掛けました。
国連のペデルセン・シリア担当国連事務総長特使は会合で、「現在、パレスチナとイスラエルの情勢の影響により、シリアの情勢も長い間最も危険な瞬間にある」と指摘しました。
中国の耿爽国連常駐次席大使は、「イスラエルとパレスチナの紛争はエスカレートし続けており、シリア国境の情勢も緊迫化しており、ダマスカス空港やアレッポ空港を含むシリア領地内の複数の地点が頻繁に空爆を受けている」と訴えました。
耿次席大使はまた、「シリアの政治プロセスは安定した地域環境と切り離せない。われわれは域外諸国、特に大国が客観・公正を堅持し、情勢の沈静化を促すために建設的な役割を発揮することを希望しており、一方で情勢のエスカレート防止を呼び掛け、他方で情勢の緊張を高めるようなことをしてはならない。一方的制裁は、シリア政府の資源調達による復興能力を弱めるものであり、シリアの人道情勢に与える負の影響は無視できず、否定できないものであり、一刻も早く無条件に撤廃しなければならない」と指摘しました。(提供/CRI)
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2023/10/31
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