宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」が韓国で観客動員数100万人突破、しかし評価は…

Record Korea    2023年10月31日(火) 21時0分

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31日、韓国・JTBCは「宮崎駿監督の新作アニメ映画『君たちはどう生きるか』が非難の中で観客動員数100万人を突破した」「成績と評価が完全に反比例している」と伝えた。資料写真。

2023年10月31日、韓国・JTBCは「宮崎駿監督の新作アニメ映画『君たちはどう生きるか』が非難の中で観客動員数100万人を突破した」「成績と評価が完全に反比例している」と伝えた。

記事によると、「君たちはどう生きるか」は30日に5万9677人を動員し、累積観客数100万7647人を記録した。25日の公開からわずか6日で100万人の大台超えに成功した。これは、韓国で公開されたスタジオジブリ映画史上最短だという。ボックスオフィス(チケット売り上げ)の順位も6日連続1位となっている。

ただ、記事は「成績は良いが、観客の評価はまさに失望そのものといった感じで、好き嫌いが分かれるというよりも嫌いの方が多い」と伝えている。

同作は、自由と空間を超越した神秘的な世界に偶然足を踏み入れた少年マヒトが、ミステリアスなアオサギと出会い繰り広げられる時空超越ファンタジーである。

韓国のネットユーザーからは「これまで見てきた宮崎駿監督のアニメとは全く違う。感動もなく面白さもなく退屈だった」「理解不能」「絵は一流、創意力もすばらしいが、退屈な展開と内容にがっかり」「なぜこの映画をつくったのか分からない」「楽しく映画を見たい人や、監督個人に関心のない人にとっては退屈な映画」など厳しい声が上がっている。

一方で「理解できなかったとの理由で低い評価をつけるのは違ってないか?。たくさん考えさせられる映画だ。もう一回見たい」「頭の中がぐちゃぐちゃになる。それでも見どころがあり、新鮮さも感じられた」「1分、1秒後が全く予測できないストーリー。見ている間はずっと、その想像力に感心させられっぱなし」「(一般的に)商業的面白さのない映画ではあるが、自分としては、彼の考えを見て聞くことができたというだけで十分価値のある映画だった」と評価する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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