ボアオ・アジアフォーラムの一部を構成する、第2回ボアオ・アジアフォーラム世界経済の発展と安全フォーラムが30日午前に開催されました。出席者は「世界の発展と安全の共有」は各国にとって必要であり、国際社会の共通の責任でもあると、口々に表明しました。また、各国は複雑な国際情勢に対応するために協調と協力を強化し、多国間貿易体制と原則を守るべきだとの考えを示しました。

ボアオ・アジアフォーラムの潘基文（パン・ギムン）理事長は、「私は、中国の習近平国家主席が提起したグローバル発展イニシアチブとグローバル安全保障イニシアチブ、世界文明イニシアチブのいずれにも賛同する。先ごろには、130カ国の代表が北京に集まって第3回『一帯一路』国際協力サミットフォーラムに参加した。私は『一帯一路』共同建設イニシアチブに賛同する。なぜなら、このイニシアチブは団結と協力を提唱するものであり、分裂と破壊をもたらすものではないからだ。世界には分裂や破壊ではなく、団結と建設が必要だ」と述べました。

ボアオ・アジアフォーラム2024年次総会は2024年3月26日から29日まで海南省ボアオ市で開催されます。この大会では、アジアと世界の発展が直面する重大な問題を深く検討し、国際社会が試練に共に対応し、共に発展することを促すものです。（提供/CRI）