折り畳みスマホ市場シェア、サムスンは落ち込み中国メーカーが拡大=韓国ネット「気を引き締めて」

Record Korea    2023年10月31日(火) 15時0分

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30日、韓国メディア・毎日経済は「サムスン電子が独走しているフォルダブルフォン市場に、中国メーカーが続々と挑戦状をたたきつけている」と伝えた。資料写真。

2023年10月30日、韓国メディア・毎日経済は「サムスン電子が独走しているフォルダブルフォン(折り畳みスマートフォン)市場に、中国メーカーが続々と挑戦状をたたきつけている」と伝えた。

調査会社カウンターポイント・リサーチによると、今年4~6月期の世界のフォルダブルフォン出荷台数は、前年同期より10%多い210万台と集計された。このうち中国メーカーの出荷台数が123万台で、58.6%を占めている。フォルダブルフォン出荷台数における中国製品の割合は、前年同期は40%を下回っていたという。中国メーカーは今年だけで10種以上の新製品を発売している。仕様面でも攻撃的で、価格は他社製品より大幅に安い。記事は「現状のままでいけば、サムスン電子のフォルダブルフォンシェアは今年、50%台に落ち込む見通しだ」と伝えている。

市場調査会社の米Display Supply Chain Consultants(DSCC)は、昨年は79%だったフォルダブルフォン市場でのサムスン電子のシェアを、今年は59%と予想した。その一方で、ファーウェイ(華為技術)、HONOR(栄耀)、OPPO、モトローラ(レノボ傘下)の中国メーカー4社合計のシェアは20%から34%に拡大すると予想している。

こうした状況のため、業界ではサムスン電子が普及型フォルダブルフォン「Galaxy Z Fold FE」を発売するのではとの見方が出ているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国とはいっても甘く見ず、サムスンは気を引き締めてほしい」「韓国製品もかつては日本製品の劣化版と言われた。今は格差があっても、次は中国がそうなるかもしれない」「消費者の立場からすると、中国スマホに刺激をもらって画期的な変化を生み出してもらいたい」「部品の耐久性や機能性、防水などはサムスンと比べものにならないが、アイデアや機能は悪くない」といった声が寄せられている、

また、「要するに中国内でのフォルダブルフォンシェアが上がったというだけでしょ」「中国メーカーは中国内でだけ売ってるのでは」というコメントや、「中国に敵対的な態度をやめて協力すべき時代なのでは」という意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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