2014年8月6日、韓国外交部によると、中国吉林省白山市中級人民裁判所が、北朝鮮から中国を経て韓国の組織に薬物を密輸・販売した疑いで死刑判決が確定していた韓国人の男2人に対し、刑を執行した。

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中国で死刑判決を受けた韓国人に対し、実際に刑の執行が行われたのは2004年以来10年ぶりとなる。 男の1人は2010〜2011年、北朝鮮から中国に計14回にわたって覚せい剤14．8kgを密輸。もう1人の男はこれを数回に分け韓国内の組織に転売した。

これを受け、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「アヘン戦争の記憶が残る中国だから、理解できる」

「なんで中国に行って売買したんだ。罪を犯すんなら韓国でしょ。（韓国は）処罰もしっかりできない国なんだから」

「外国人犯罪者にとって韓国は最高の国なんじゃないか？法がお粗末だからな」

「中国は死刑先進国だね」

「韓国もちゃんと死刑を執行しないとだめだ」

「死刑の執行よりも、韓国内で流通した麻薬の方が問題だろう」

「もしも中国人が韓国に来て、死刑に相当する罪を犯した場合、私たちもまた正当に韓国の法に従い、刑を執行するのが正しいと思う。ただ心配になるのは、公正な刑の執行準備の中で、韓国人は刑の執行がかわいそうになり、犯罪者の肩を持ってしまうことだ」

「悪人はみんな死刑にしないとだめだ。そうしないと犯罪は減らない」

「韓国も見習うべきだ。薬物は当然ながら、性的暴行に対しても死刑を適用してもいいと思う」

「韓国の法律ももっと強化しないとだめだ。刑務所に入ったり出たりを繰り返して、まるで自分の家のようにして過ごしているやつらがいる。なぜ、税金を出して犯罪者に食事まで用意しないといけないんだ」 (翻訳・編集/まるみ)