日本を初めて訪れた中国人男性の感想に反響続々=「私の中では最高」「日本に2回行ったけど…」

Record China    2023年10月26日(木) 21時0分

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薬剤師の資格を持つ中国のヘルスケアブロガーが初めて日本を訪れた感想をSNSに投稿し、反響を呼んでいる。

薬剤師の資格を持つ中国のヘルスケアブロガーの男性が初めて日本を訪れた感想をSNSに投稿し、反響を呼んでいる。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で40万超のフォロワーを持つブロガーの男性は25日、「これが私にとって初めての日本。わずか1週間の旅だったが、感じたことはとても多かった」とし、日米の違いという視点を織り交ぜながら5つのポイントを挙げた。

1点目は礼儀で、「ほとんどの米国人はとても礼儀正しく、譲り合いを心得ているが、米国人の礼儀はある種、紳士的な雰囲気があり、距離感を抱く。日本人の礼儀は心の奥底に根付いているもので、温かさを感じた」と述べた。

2点目はサービス(接客)で、「米国人のサービスは仕事であり、従業員はみんなできる限り客を満足させようとするが、一方で常に平等な姿勢を保ち、あまり能動的ではない。日本人のサービスは周到に考えられており、多くの場合、小さなところに細やかな気配りがなされている」とした。

3点目は公共の場所で、「(日本では)とても驚いた。私が乗ったバスも、私が行った観光地も、あらゆる場所で日本人が大声で話しているのを見ることはなかった。もちろん、(車内で)電話をしているのもだ」とつづった。

4点目は商売についてで、「(日本の)観光地には店がたくさんあったが、基本的に客引きをしたり、(宣伝のために)声を上げたりするところはなかった。みんな落ち着いて商売をしていた。米国にはこういうところは非常に少なく、比べることはできない」と述べた。

5点目はごみ箱についてで、「最も不思議だったのは日本にはごみ箱がとても少なかったこと。食べ物を買うたびに店主が『食べ歩きはせず、店先で食べて』と。そしてごみは店が回収してくれた。ごみを渡すたびに店員はありがとうございますと言った。これは米国では体験したことがない」と説明。最後に「日本には骨髄にまで徹した自律があるのだと深く感じた」と結んでいる。

ネットユーザーからは「全体的に同意」「日本での旅行体験は満点だった」「日本人は温かい」「あと清潔なところも。うちの妻は女性が旅行に行きやすい国って言ってる」「特にトイレは驚くほどきれい」「米国のサービスは平等、日本のサービスは人に重点があると思う」「日本は本当に便利で安全なところ。静かに生活したい人にとっては最適」「日本には2回行ったけど、確かにきちんと自律しているところは印象的だった」「日本人のサービスは本当にこちらが申し訳なくなるほど。本心はどうか分からないけど、どんな人にも礼儀正しく接することにかけては私が見た中で最高だった」といった声が上がった。

一方で、「日本人の礼儀に距離感を感じないという人は初めて見た(笑)」「初めて行くとそういう感想になるのは普通。でも日本人と触れる機会が増えるとどれだけ取り繕っているかが分かる。これは当の日本人でさえ言っていること」「日本で20年以上生活している友人は、日本人の礼儀や遠慮は半分が建前だと言ってる。もちろん旅行での体験に影響するものじゃないけどね」「自律が過ぎるから抑うつ的になるんだよな」との声も。

このほか、「中国では開放以来、たくさんの人が海外旅行に出かけ、帰って来て多くの点が改善された。だが、まだ差は大きい」「問題は教育の失敗。文化的でないことほど恐ろしいものはないとよく言われる。中国人は貧しい時代がつづいた。これからまだ数世代にわたる努力が必要」と自国と比較するコメントも寄せられていた。

なお、同ブロガーは大阪、京都、奈良などを訪れたようで、金閣寺やシカ、たこ焼きの写真などを微博に投稿している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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