有人宇宙船「神舟17号」任務、初の宇宙ステーション船外試験的整備を実施へ―中国

人民網日本語版    
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神舟17号有人飛行任務記者会見で、今回の飛行任務は初めて宇宙ステーション船外の試験的整備作業を行うことが分かった。

中国の有人宇宙船「神舟17号」有人飛行任務は、有人宇宙飛行が立案・実施からの30回目の飛行任務であり、12回目の有人飛行任務でもある。25日に行われた神舟17号有人飛行任務記者会見で、今回の飛行任務は初めて宇宙ステーション船外の試験的整備作業を行うことが分かった。

任務の主な目的は次の通り。有人宇宙船「神舟16号」の乗組員との軌道上での交代を行い、約6カ月滞在し、宇宙科学・応用ペイロード軌道上実験(試験)、宇宙飛行士の船外活動およびペイロードの船外移動、船外ペイロード設置および宇宙ステーション整備などの作業を実施する。同時に宇宙ステーションコンビネーションの機能と性能を持続的に評価し、宇宙ステーション運営の貴重なデータと経験を取得する。地上支援センターの宇宙ステーション運営管理任務遂行の協調性と整合性を検証し、宇宙ステーションの運営効率と故障処理能力をさらに向上させる。

スペースデブリが日増しに増えている現在、宇宙船の長期運営では宇宙の微小粒子による衝突は避けられない。前期の検査で、宇宙ステーションのソーラーウィングも何度も宇宙微小粒子による衝突を受け、軽度の損傷が生じていることが分かった。当然ながらこれは設計上考慮されていた。宇宙ステーションの各種機能、性能指標は現在いずれも要求を満たしているが、宇宙ステーションの長期運営と技術検証能力を考えると、今回の任務では神舟17号の乗組員が船外活動で船外の試験的整備を行うことになっている。これは極めてチャレンジングな作業だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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