中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室の林西強副主任によりますと、現在、宇宙ステーションのユニットの状態と各種設備の動作は正常で、有人宇宙船「神舟17号」と長征2号F遥17運搬ロケットは制御下に置かれ、「神舟17号」の宇宙飛行士チームの状態は良好で、地上システム施設と設備の運行は安定しており、打ち上げ前の準備は整っています。「神舟16号」の宇宙飛行士チームは「神舟17号」の宇宙飛行士チームと軌道で交代を終えた後、今月31日に東風着陸場に戻る予定だということです。

中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室によると、「神舟17号」の有人飛行任務を実行する宇宙飛行士チームは湯洪波氏、唐勝傑氏、江新林氏の3人からなり、湯洪波氏は指令長を務めます。チームは第2陣宇宙飛行士から1人、第3陣宇宙飛行士から2人という構成で、宇宙ステーションの建設任務が開始されてから、平均年齢が最も低い宇宙飛行士チームです。

北京時間25日午前11時、酒泉衛星発射センターの問天閣で、国内外の記者向けの記者会見が開かれ、3人の宇宙飛行士が参加しました。（提供/CRI）