タイが中国から潜水艦の代わりにフリゲート艦購入へ、独がエンジン供給拒否―独メディア

Record China    2023年10月25日(水) 16時0分

拡大

独ドイチェ・ヴェレ(中国語電子版)の24日付報道によると、タイはドイツ製エンジンの入手不可能を理由に中国製潜水艦1隻の購入を保留し、代わりに中国製フリゲート艦1隻を購入する。

独ドイチェ・ヴェレ(中国語電子版)の24日付報道によると、タイはドイツ製エンジンの入手不可能を理由に中国製潜水艦1隻の購入を保留し、代わりに中国製フリゲート艦1隻を購入する。

タイは中国から潜水艦3隻の購入を予定していたが、国民の反発などを受け、2017年に135億バーツ(当時のレートで約432億円)で3隻のうち1隻を購入することを閣議決定した。

しかし、欧州連合(EU)が1989年の天安門事件以降、中国への軍事品販売を禁止する措置を取っているため、ドイツ企業は、受注した中国企業にエンジンの供給を拒否し、建造が頓挫した。中国はドイツ製エンジンを中国製に置き換えることを提案し、両国間で数回の交渉が行われたが結論は出なかった。

先月発足したタイの新政権によると、セター首相は先週北京で開かれた「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席した際、タイ政府が潜水艦の代わりに中国からフリゲート艦を購入する希望を表明した。

タイのスティン国防相は24日、地元メディアに対し、「われわれは中国に提案し、中国も検討している」とし、新たな計画については来月さらに議論されることになると語った。

スティン国防相は先週、潜水艦の調達は保留され、「国の準備が整い次第」再開されると述べていた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携