人気グループ嵐の二宮和也が独立することが、中国でも大きな注目を集めている。

二宮は24日、ファンクラブを通じて旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）を退所し、独立することを発表。ジャニー喜多川氏の性加害問題に事務所が揺れる中、「自分の活動にも多くの影響が起き始めて、正直な話、僕も怖くなったし不安な気持ちにも凄くなって、これからどうしていこうかなと考え始めた」と決断した経緯を語った。

また、「嵐がなくなるんじゃないかとか、不安に思われる方もいらっしゃるかとは思いますけども、僕は明日からも嵐です。これはこの先ずっと嵐がある以上、嵐ですので、嵐が再開する、活動する時は一緒にやっていく」とし、嵐のグループとしての活動は継続していく意思を示した。

嵐は中国にもファンが多く、SNS・微博（ウェイボー）では「二宮和也退社」がトレンド6位まで浮上し、注目度の高さをうかがわせた。ネットユーザーからは「うわっ！まじか」「え？退社？」「ジャニーズが倒れたからには、やはり何でも起こりうる」「会社もあんな状態だし、自分でやっていった方がいい」「嵐も辞めちゃうのかと思ってビックリした」といった声が上がった。

また、「振り返ると、（嵐で）初めて結婚し、初めて子どもができ、初めて退社したのが彼だった。彼は賢い」「ニノはいつも思い切りよく決断するね」「ニノが一番計画性と先見性がある」との声や、「多くの企業が旧ジャニーズのタレントは起用しないという姿勢を示しているのだから、ほとんどの人は退社するだろうね」「予想できたこと。今後も後に続いて退社する人が増えると思う」との声も寄せられている。（翻訳・編集/北田）