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中国では今年、アウトドア活動が徐々に人々の生活に入り込み、一般の人々の間に普及した。
中国のSNS・ECプラットフォーム「小紅書」は19日、雑誌の「戸外探険OUTDOOR」「徒歩中国」と共同で、「2023年アウトドアライフトレンド報告」を発表した。それによると、23年はアウトドア活動が徐々に人々の生活に入り込み、一般の人々の間に普及した。今年1~10月には、アウトドア活動関連のデイリーアクティブユーザー数の前期比増加率が100%を超えた。ウォーキング、サイクリング、キャンプ、フィッシング、ダイビング・サーフィン、スキーの6大人気ジャンルは今や多くの人々の新たなライフスタイルになっているという。
自転車が誕生してからの200年間、人々が自転車に乗るのは、やや遠い場所に少しでも早く到着するためだった。しかし今や自転車は交通手段からトレンドのバロメーターへと変化した。実際、どれほど人気があるのだろうか。
同報告によれば、23年1~10月には、自転車関連の投稿件数の増加率が400%に迫り、投稿は180万本を超えた。投稿の増加率からいっても、全体量からいっても、サイクリングはアウトドア人気スポーツのトップと呼ぶにふさわしい。小紅書では、「サイクリング」関連の話題の閲覧件数は13億件を超え、サイクリングをする人では19~30歳の割合が65%を超えたという。
これほど人気のアウトドアだが、実際に楽しんでいるのはどんな人たちなのか。
実際、アウトドアは北京・上海・広州や新一線都市だけのライフスタイルではなく、三線・四線都市でも社会現象となって生活に溶け込んでいる。同報告によれば、アウトドア活動をする人のうち、新一線都市の占める割合が23%で最も高く、一線都市は14%、二線都市は19%、三線都市は17%となっている。四線都市は一線都市とほぼ同じで、五線都市も8%に達した。
同報告は、アウトドア活動の中心は若者だが、中高年と未成年も相当な人数に上ると指摘する。小紅書のアウトドア活動デイリーアクティブユーザー数のうち、19~30歳が50%に迫り、31~40歳は20%、40歳以上の親世代と18歳以下の未成年も相当の割合を占める。
活発な産業インフラ建設がアウトドアにより多くの可能性を与えた。公園の緑地、スポーツ施設、工業パークなど、アウトドア体験のために提供される場所がどんどん増えている。キャンプ場の急速な発展により、キャンプ道具を持っていない人でも小さなかばん一つで出かけてキャンプを楽しめるようになった。アウトドアブランドがますます豊富になり、数多くの初心者向けギアが開発され、低コストでさまざまなスポーツが体験できるようになり、高い専門的技能がなくても楽しめるようになった。
また、小都市には豊富な自然資源があり、小都市で暮らす人々はより気軽にアウトドア活動を楽しめる。例えばウォーキング、フィッシングなら、自宅の周りですぐに楽しむことができる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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