中国の黒鉛輸出規制強化に、日韓が慌てて解決策を模索し始める―中国メディア

Record China    2023年10月23日(月) 18時0分

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23日、環球網は、中国が一部黒鉛製品の輸出規制を強化したことについて、日本や韓国で対策の検討や代替供給源の模索といった動きが出始めていると報じた。

2023年10月23日、環球網は、中国が一部黒鉛製品の輸出規制を強化したことについて、日本や韓国で対策の検討や代替供給源の模索といった動きが出始めていると報じた。

記事は、中国商務部が20日に「センシティブな黒鉛製品3種類」について、「(軍民)両用物品輸出規制リスト」に入れることを発表したと紹介。日本や韓国では規制が自国の産業にどの程度の影響が出るかの評価が始まるとともに、中国との意思疎通を強化して問題解決の筋道を探る動きが出ていると伝えた。

そして、韓国では22年の人工・天然黒鉛輸入総額2億4100万ドル(約360億円)のうち93.7%が中国からの輸入と黒鉛産業が著しく中国に依存しており、韓国政府がこの件について21日に緊急会議を開催したと紹介。会議に参加した官僚が「輸出禁止措置ではなく、センシティブな黒鉛製品を輸出管理リストに入れたというだけなので、短期的に見れば在庫で生産を続けていくことは可能」としつつ、今後さらに規制が厳しくなるようであれば韓国国内産業も打撃を受ける可能性があるとの見方を示したとしている。

また、中国から黒鉛を輸入してバッテリーを生産し、LGサムスン、現代などの関連会社に供給している韓国企業の幹部が、今回の規制によって中国からの輸出許可の申請、取得にかかる時間がさらに長くなる可能性があるとして今後の動向を注視する姿勢を示したこと、韓国国内の証券アナリストが「対中依存が深刻な韓国の黒鉛企業、あるいは韓国全体が米国オーストラリアに代替品を求める必要がありそうだ。ただ、そうなれば多くの企業ではコストが増えることになる」と述べたことを伝えた。

さらに、韓国だけでなく日本も黒鉛の約9割を中国からの輸入に依存しており、日本国内の業界関係者が「電気自動車用バッテリーを生産する日本企業が使う黒鉛材料の大部分は中国からの輸入。新たな調達先を探すことが急務だ」と語り、自動車メーカーの責任者も一定の影響を受けるとした上で、具体的な影響について現在調査を進めていると明かしたことを紹介した。

記事は、英ロイターが21日に、日本や韓国の一部バッテリーメーカーが中国産黒鉛の輸入許可が下りなくなる、あるいはこれまで以上に時間がかかるようになることを懸念して、短期的なパニック買いが生じる可能性があると指摘したことを併せて伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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