配信中の中国時代劇ドラマ「為有暗香来」に出演する15歳の女優アイ・ミー（艾米）が、存在感と演技力の高さで視聴者の目を引いている。

【その他の写真】

ジョウ・イエ（周也）とワン・シンユエ（王星越）が主演する「為有暗香来」は13日に優酷（YOUKU）で配信をスタートした最新作。このドラマでジョウ・イエが演じるヒロインの侍女「千芷」を演じているのは、2008年生まれで撮影当時は13歳の女優アイ・ミーだが、ドラマの女性キャラではヒロインに次ぐ2番手を演じるチャオ・チン（趙晴）よりも演技が際立ち、思わず注目してしまうと人気が急上昇している。

アイ・ミーは14年に映画「童図」でデビュー。その後、「孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜」「双花伝～運命を分かつ姉妹～」「山海情 明日に咲く希望の種～」「黒豊と白夕」といったドラマ作品や、映画では「陰陽師：とこしえの夢」や、21年に公開され中国映画市場で歴代最高のヒットを記録した「1950 鋼の第7中隊」に出演。最近では、「長風渡～運命の糸～」でソン・イー（宋軼）演じるヒロインの侍女役、「雲之羽」で主演のユー・シューシン（虞書欣）と共に育った間諜役でも注目を浴びた。

「為有暗香来」は、「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」など数々の作品を生み出したヒットメーカーとして知られるプロデューサーで、脚本家のユー・ジョン（于正）がキャスティングを手がけた。なお、そのプロデュース最新作でウー・ジンイエン（呉謹言）主演のドラマ「墨雨雲間」にもアイ・ミーが起用されており、ユー・ジョンが強力に推す期待の女優としても注目を浴びている。（Mathilda）