中国商務部の最新データによると、今年1～9月に全国で新たに設立された外資系投資企業は前年同期比32．4％増の3万7814社で、外資利用額（実行ベース）は前年同期比8．4％減の9199億7000万元（約18兆8000億円）でした。

業界別に見ると、製造業の外資利用額（実行ベース。以下同じ）は2．4％増の2624億1000万元（約5兆4000億円）で、そのうちハイテク製造業の外資利用額は12．8％増でした。医療設備および機器・計器製造業は37．1％増、電子・通信機器製造業は21．5％増でした。サービス業の外資利用額は15．0％減の6302億3000万元（13兆円）でした。建築業、研究開発及び設計サービス分野の外資利用額はそれぞれ46．3％と10．2％の増となりました。

実行ベースの対中投資を出資元の国別でみると、それぞれ前年同期比でフランスが121．7％、英国116．9％、カナダ109．2％、スイス76．9％、オランダ32．6％となっています（自由貿易港経由の投資データを含む）。（提供/CRI）