習近平国家主席は19日午前、北京の人民大会堂で第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席したトルクメニスタン民主党の党首を務めるベルディムハメドフ大統領と会談しました。

習主席は会談で、「一帯一路」イニシアチブとトルクメニスタンの「シルクロードの復興」戦略の連携を強化し、古代シルクロードを新時代の「幸福の道」に作り上げていくという中国の立場を強調しました。そして、両国貿易規模のレベルアップ、医療保健やスポーツ・観光などの分野での協力拡大、文化年イベントの相互実施、技術教育機構「魯班工坊」がトルクメニスタンでの早期建設を目指して、両国が共に力を入れることを強調しました。その上で、「中国はトルクメニスタンと共に、中国・中央アジアサミットの成果を確実に実行し、各分野における協力をよりよく推進していく」と述べました。

ベルディムハメドフ大統領は、「トルクメニスタンの『シルクロードの復興』は中国の『一帯一路』イニシアチブとマッチングし、両国と地域諸国との相互連結、発展と振興を大いに推進していく」と述べ、「第3回『一帯一路』国際協力サミットフォーラムの開会式で習主席が行った演説は、未来協力の方向性を示した。双方は友情を受け継ぎ、中国・中央アジアメカニズムなどの多国間協議・協調を密にすると同時に、両国の全面的な戦略的パートナーシップがより多くの成果を上げるよう推進していく」と期待を寄せました。（提供/CRI）