習近平国家主席は19日午前、北京の人民大会堂で第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラム出席のために中国を訪問中のモンゴルのオフナー・フレルスフ大統領と会談しました。

習主席は会談で、「『一帯一路』共同建設イニシアチブはモンゴルの『草原の道（ステップルート）』発展戦略と広い協力の余地を持っている。モンゴルがユーラシアを結ぶ地理的条件を生かし、質の高い『一帯一路』共同建設により大きな役割を果たすよう望んでいる」と述べました。

習主席はまた、「中国はこれまで通りモンゴルの経済振興を支援し、関連する通関地の建設を秩序立てて進め、両国の相互連結の新たな通路を開いていく。中国・モンゴル砂漠化防止協力センターはすでに設立され、中国は引き続きモンゴルの『10億本植樹』計画を支援し、手を携えてエコ文明建設を展開していきたい」との考えを示しました。

習主席はさらに、中国・モンゴル・ロシアの三者協力を拡大し、三カ国の経済回廊建設を着実に推進していくことに期待を示しました。

これに対して、フレルスフ大統領は、「モンゴルは中国とハイレベルな交流を強化し、互いに尊重し、支持しあって、経済貿易や相互連結、鉱物エネルギー、砂漠化の予防と整備、グリーン発展などの分野における協力を推進し、人的交流を密にしていきたい。モンゴルは中国が世界の平和と安定に果たしている重要な役割を高く評価し、習近平主席が提唱したグローバル発展イニチアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを支持する」と述べました。（提供/CRI）