習近平国家主席は19日午前、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席するため中国を訪れているカンボジアのフン・マネット首相と北京の人民大会堂で会談しました。

習主席は「『一帯一路』共同建設はカンボジアに確実な発展のチャンスをもたらしてきた。中国は共に話し合い、共に建設し、共に分かち合うという原則を堅持し、『一帯一路』イニシアチブとカンボジアの『五角形戦略』とのマッチングを推し進め、中国とカンボジアの『ダイヤモンド・ヘキサゴン』協力枠組みの構築に拍車をかけ、『産業開発回廊』や『魚・米回廊』の建設に取り組み、国民生活の改善に資するプロジェクトをより多く育み実施していく」と述べた上で、「中国はカンボジアの空港建設や文化財・遺跡修復などのプロジェクトを支持し、より多くのカンボジアの農産物が中国に輸出されること、より多くの中国人観光客がカンボジアを訪れることを歓迎する」との考えを示しました。さらに、2024年を「中国・カンボジア人文交流年」に定めることを宣言しました。

フン・マネット首相は、カンボジアは対中友好政策を断固貫き、中国の核心的利益を揺るぎなく支持し、両国の国交樹立65周年を契機に、中国との交流と協力を拡大し、カンボジア・中国運命共同体の構築に最善を尽くす考えを示しました。また、「習主席の提唱した一連の重要なイニシアチブは世界の平和と発展に重要なチャンスと協力のプラットフォームを提供しており、カンボジアはそれを積極的に支持する」と述べました。（提供/CRI）