中国が初めて海外輸出した高速列車が運営開始「まるで地上の飛行機」―中国メディア

人民網日本語版    2023年10月19日(木) 8時30分

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インドネシアで17日、ジャカルタ-バンドン高速鉄道が営業を開始した。

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インドネシアで17日、ジャカルタ-バンドン高速鉄道が営業を開始した。同鉄道は同国の首都ジャカルタと4番目の都市バンドンを結び、総延長142km、設計最高速度350 km/hに達する。同高速鉄道列車は、中国が初めて海外に輸出した高速列車となっている。

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現地時間午後2時ごろ、ジャカルタのハリム駅で式典が行われ、会場は熱気に包まれた。同駅の屋内デザインにはインドネシア伝統のろうけつ染めの布「バティック」やチャイニーズレッドなどの文化的要素が用いられ、両国の文化が見事に融合し、互いに引き立て合っていた。

午後3時50分、列車の走行速度が時速351kmと表示され、公式に発表された最高運営速度の時速350kmを超えた。同鉄道の車両はスマート化レベルが高く、車両全体でチェックポイントが2500カ所以上あり、すべての重要システムに対してリアルタイムのモニタリング、早期警報、診断が行える。

車の中で乗車券を手にポーズをとる乗客。後方上部は列車の走行速度の表示

午後4時21分、列車は終点のテガルアール駅に到着。これでジャカルタ-バンドン間をわずか46分で移動できるようになった。同駅には遠くに連なる山々を望み、近くに田園の風景を眺めることができるという設計上の特徴がある。今回、同駅には現地のグルメが用意され、乗客に無料で振る舞われた。

インドネシア西ジャワ州に住むデポックさん一家は初めて同鉄道を体験し、「まるで地上を走る飛行機みたい。速くて快適だった」と感想を述べた。 東南アジア初の高速鉄道としての同鉄道は、中国の高速鉄道が初めて全システム、全要素、全産業チェーンを挙げて海外で実施したプロジェクトであり、中国が地域の国と共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う方針を堅持し、手を取り合って現代化に向けて前進した成功事例でもあり、今後は地域のコネクティビティの発展レベルを力強く引き上げていくことが期待されている。

データによると、同鉄道は沿線の人々の交通を極めて便利にするだけでなく、現地に計5万1000人の雇用をもたらし、インドネシア人従業員延べ4万5000人を育成している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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