四川省の中学校で、上級生に強要されアンモニアを吸った生徒が搬送される―中国メディア

Record China    2023年10月15日(日) 20時20分

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13日、九派新聞は、四川省成都市の中学校で13歳の生徒が上級生に強要されてアンモニアを吸引し病院に搬送されたと報じた。

2023年10月13日、九派新聞は、四川省成都市の中学校で13歳の生徒が上級生に強要されてアンモニアを吸引し病院に搬送されたと報じた。

記事は、同市の崇州県級市にある中学校で現地時間12日正午ごろ、男子生徒が上級生からアンモニアガスを吸引するよう求められて吸い込み、病院に搬送されたと紹介。保護者の話として、男子生徒は13歳の2年生で、化学の授業を終えたばかりの3年生1人からアンモニアガスの入ったペットボトルを鼻に押し付けられ、匂いを嗅ぐように要求され、要求に従って吸い込んだところめまい、嘔吐、呼吸困難の症状が出たと伝えた。

そして、学校が生徒を市内の病院に搬送して手当てを受けさせた。病院が生徒についてアンモニア中毒と気管支炎と診断し、症状が悪化する可能性があるため発表したとしている。

また、保護者が加害者の上級生について「毎週息子をトイレに連れ込み頬を引っ叩いたほか、『兄さん』を呼ぶよう強要していた」と語り、生徒が日常的にいじめを受けていたとの認識を示したことを伝えた。

界面新聞によると、崇州市教育局は13日に通知を出し、別の2年生の生徒1人も同じ上級生から強要されてアンモニアガスを吸引し、病院に運ばれていたこと、2人の症状が回復に向かっていることを明らかにした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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