台湾人観光客、京都の洋食店で追い出される―台湾メディア

Record China    2023年10月13日(金) 17時0分

拡大

台湾メディアの聯合新聞網は12日、日本旅行に訪れた台湾人観光客が京都の飲食店で追い出されたと報告し、物議を醸していると報じた。

台湾メディアの聯合新聞網は12日、日本旅行に訪れた台湾人観光客が京都の飲食店で追い出されたと報告し、物議を醸していると報じた。

記事は、「最近では国内旅行の人気が低迷し、多くの台湾人は海外に出かけている。しかし、ある台湾人が京都を訪れた際、『地雷』を踏んでしまった。外国人に非常に非友好的な店主に、当人はとても驚いたようだ」として、台湾のネット掲示板PTTの投稿を紹介した。

それによると、台湾人観光客の男性は京都のホテルに宿泊した際、近くに地元感が漂う洋食店を発見。営業開始から30分ほどで見たところ空席があったため入店し、英語で「2人ですが席はありますか?」と尋ねると、店主は大声で「NO!」と回答した。

男性は空席は予約のために取ってあるのかと思い、改めて英語で「席が空くのを待ってもいいですか?」と尋ねたが、店主は怒りに満ちた目で「NO!」と返答したという。男性は「店主がずっとにらんでいたので大人しく店を出た。私が何か間違ったことをしたのだろうか?」とつづり、よく確認したが店先に細かい決まりなどは書かれていなかったとした。

その後、男性がグーグルマップの評価(クチコミ)を確認したところ、同店には4年前に「観光客を追い返すのは気分が悪い」という理由で星1が付けられていたほか、最近にも「店内で10分待って案内されたが、店主は自分が日本人ではないと分かると態度を一変させ『料理は出さない』と言った」との内容が投稿されているのを発見した。

また、日本人からも「接客が最悪」「注文と別のものを出されたので指摘すると出て行けと言われた」といった低評価のクチコミが書き込まれていたという。

男性は「日本語に精通していれば行って試してみるといい。そうでなければ、180メートルほど行ったところにある別の洋食店を利用した方がいい」とつづっている。

この投稿に他のユーザーからは「店名は外国風なのに外国人お断りとはね」「日本語ができるかどうかは関係ない。もはや人を人として尊重していない」「外国人お断りなら店先に書いておいてくれればいいのに。互いに不快にならないために」という声が上がる一方、「日本語ができない客を入れたくないのは普通では?」「事前にグーグルのクチコミを確認して、問題がありそうなら行かないことだ」との声も書き込まれていたという。

台湾人観光客をめぐっては今年1月にも福岡県のラーメン店で店主に追い出されたとしてグーグルマップの評価で星1を付ける出来事があり、ネットユーザーの賛否を呼んでいた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携