中国のSNS・微博（ウェイボー）で13日、「韓国の女子トイレが外国人に与えた衝撃」がトレンド入りした。

きっかけは韓国で生活する白人女性のエミリーさんが撮影した動画が拡散したこと。動画内でエミリーさんは「韓国で最もショッキングだったのは公共の女子トイレでのことだ」とし、ソウル市内のバスターミナルの女子トイレに入っていく様子を撮影。「トイレの個室のドアを開けると、壁にトイレットペーパーで埋められた穴がたくさんあることが分かる。驚くでしょう？」とした。

その上で、「韓国に来る前にいくつか文章を呼んだ。こうした穴の中に隠しカメラが仕込まれているのを発見する韓国人女性が多いという。彼女たちが用を足す様子を撮影する人がいるということだ。だが、実際にこの目で見るとさらに恐ろしくなる。ここは男子トイレではないというのに」と語った。

この動画に大きな反響があり、中国のネットユーザーからは「クリックする前は何かすごく便利なデザインでもあるのかと思ったが、考えが甘かった。ごめんなさい」「そう言われると穴がすべてカメラに見えてくる」「キモい」「他人の排泄なんて見て何が面白いのか」「こういう（盗撮する）人らはトイレというより、女性が気を抜いた瞬間を見たいのだろう」といったコメントが寄せられた。

また、「だから私は韓国ではできるだけ外のトイレを使わないようにしてる」「どうりで韓国のスマホはシャッター音が消せないわけだ」「韓国の女性の間で『男性嫌悪』が広がるのも納得だな」「韓国では女性が踏みにじられている。女性が出産したくないというのも無理はない」といった声も。

一方で、「これって韓国だけの話？」「中国国内でも少なくない。男がこっそりと女子トイレに忍び込むケースもあるし、それで何人も捕まってる」「中国でもそう。だから私は公衆トイレを使う時は周りをよく確認するようにしている」など、中国でも同様の現象が少なくないとの声も散見された。（翻訳・編集/北田）