中国の俳優チャン・ルオユン（張若昀）主演の武侠ドラマ「雪中悍刀行」シーズン2について、女優チャオ・ルースー（趙露思）が12日、SNSで出演を否定した。

21年のドラマ「雪中悍刀行」は、再生回数が65億回を突破する人気作品。もともと続編制作が明らかになっていたが、現在は19年にヒットした時代劇ドラマ「慶余年～麒麟児、現る～」のシーズン2を撮影中のチャン・ルオユンが、クランクアップから時間を置かず、11月にも撮影に入るとみられている。

「雪中悍刀行」では、当時20歳の女優リー・ゴンシー（李庚希）がヒロイン「姜泥」役に抜擢されたが、シーズン2についてはこれまで、別の人気女優を起用する見込みだと報じられてきた。ネットでは、「黒豊と白夕～天下を守る恋人たち～」「星漢燦爛」などヒット作が続くチャオ・ルースーが起用されるとの話題が浮上していたが、12日にチャオ・ルースーのマネジメント側が中国のSNS・微博（ウェイボー）を通じてこれを否定した。

今年は現代ドラマ「偷偷藏不住」もヒットして快進撃が続くチャオ・ルースーだが、11月には歌手で俳優リウ・ユーニン（劉宇寧）と共演の時代劇ドラマ「珠簾玉幕」の撮影がスタートする予定で、スケジュール面からも不可能だと報じられている。なお、「雪中悍刀行」シーズン2では、主人公の父親を演じたフー・ジュン（胡軍）をはじめ、メインキャストのほとんどが引き続き出演する。（Mathilda）