韓国の主要輸入品の半分以上が中国から、対中依存度が高止まり―中国メディア

Record Korea    2023年10月13日(金) 6時0分

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中国紙・環球時報(電子版)は12日、韓国について「主要輸入品の半分以上が中国から、対中依存度が高止まり」とする記事を掲載した。

中国紙・環球時報(電子版)は12日、韓国について「主要輸入品の半分以上が中国から、対中依存度が高止まり」とする記事を掲載した。

記事は、韓国メディアの報道を引用し、韓国が輸入する主要製品の半分以上が中国からで、特に半導体製造に欠かせないレアアース(希土類)と呼ばれる金属や二次電池中核原料の対中依存度が高いと報じた。

それによると、韓国で、輸入額が1000万ドル(約15億円)以上で特定の国への依存度が50%を超える製品は1176種あり、うち約半数の584種が主に中国から輸入したものだ。特定国への依存度が75%を超える製品では、603種のうち330種が主に中国からの輸入。

韓国の半導体・二次電池分野で中国の原材料供給が主導的地位を占めている。半導体の中核材料となるレアアースの上半期の輸入額は1570万ドル(約23億円)で、うち79.4%が中国から輸入したもの。中国は今年8月1日、半導体製造の基幹材料であるガリウムとゲルマニウムの輸出規制を開始した。

二次電池の製造に必要な人造黒鉛、酸化リチウム、水酸化リチウム、ニッケル・コバルト・マンガン酸化物、ニッケル・コバルト・マンガン水素酸化物も中国に依存している。すべてのニッケル・コバルト・アルミ酸化物とコバルト酸リチウム、大半の酸化コバルト(69.4%)、二次電池製造に使われる絶縁フィルム(61.3%)も中国からの輸入だ。電気自動車(EV)などの新エネルギー車を動かすモーターの性能を決める永久磁石も、輸入に占める中国の割合は2018年が94%で、昨年は89%、今年上半期は85.8%と年々小幅低下しているが、対中依存度は依然としてとても高い。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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