百度が初の量子分野基盤モデルを発表―中国

人民網日本語版    2023年10月10日(火) 18時30分

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百度はこのほど、初の量子分野基盤モデルを発表した。

百度はこのほど、初の量子分野基盤モデルを発表した。科技日報が伝えた。

百度量子計算研究所の段潤堯(ドゥアン・ルンヤオ)所長は、「この量子分野基盤モデルは百度の『文心一言』を踏まえた上で、量子分野の質の高いデータを使いより的を絞ったトレーニングと最適化によって作られたものだ。これは量子知識をより良く理解し、量子分野の関連任務をよりよく遂行できる」と説明した。

百度量子分野基盤モデルは技術の相乗効果を十分に発揮するとともに、既存の基盤モデルのトレーニングのスピード、モデルの性能、インタラクション効率など各能力を高めることになる。段氏は、「量子分野基盤モデルは基盤モデルのデータ、アルゴリズム、計算力など各次元の全面的な量子化を実現する。量子分野基盤モデルは最終的に新時代のOS、社会発展のインフラになる」と予測。そして「量子の産業化と産業の量子化は未来の発展の必然的な傾向になっている。量子分野基盤モデルはこれらの目標の達成をさらに加速させる見込みだ」と述べた。

データによると、世界の大手企業の69%が2031年までに量子計算の導入を計画している。百度量子プラットフォームと文心基盤モデルという2つの基盤の優位性により、百度は初の量子分野基盤モデルを発表した。同基盤モデルは半導体レベル、枠組みレベル、モデルレベル、応用レベルなどのフルスタックの技術において量子技術と基盤モデルの深い融合を加速させ、2大技術の各自のポテンシャルを十分に発揮することになる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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